2017年2月17日金曜日

第十三話 残残残毛

付け焼き刃な33日間の物語


ドーケイ、ホーテイ、クソメン割田の実録


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気持ち悪ぅ。

割田は鏡に映った自分を見てそう言わずにはいられなかった。



この日はとても寒い日だったが、割田は風呂場で全裸になってクリームをぬっていた。

左の下脚→右の下脚→左の太もも→右の太ももの順番で塗る割田だったが、

途中で一抹の不安を感じていた。

あれぇ足りるかぁ?

そういえば2本買っていたような・・・

そんな割田の不安は現実となった。

左の太ももの前面で除毛クリームを使い果たし、左の太もも裏と右の太もも前後が

全く手付かずになってしまった。

こうなってしまうともうどうしようもない。

割田は10分そのまま風呂場で待ち、シャワーでクリームを洗い流した。



キレイサッパリした部分と剛毛部分のコントラストが見事だ。

白黒ハッキリついたな・・・

割田はそうつぶやいた。

風呂場を出ると割田はインターネットでなにやら探し物をし始めた。



割田さーん、お届けものでーす。

どうやら通販で購入した商品が届いたようだ。

ありがとうございます。

割田は商品を受け取ると、すぐさま梱包から取り出し風呂場に向かった。



ネットで買うのって楽チンだな。

割田はそうつぶやくと、処理残しの太ももにクリームを塗り始めた。



つづく。


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